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- 【金沢市版】不動産会社が地元の士業や業者と連携して解決した事例
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1.金沢市にお住まいのW様が、「金沢市で相続した実家の遺品整理を専門業者に依頼して売却した事例」
お客様の相談内容
相続物件 概要
所在地 | 金沢市東山 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 101.95m² | 土地面積 | 88.67m² |
築年数 | 43年 | 査定価格 | 1,190万円 |
間取り | 3LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
W様は金沢市にお住まいの50代のお客様です。
金沢市で一人暮らしをしていたお父様が亡くなり、大阪府に住むお姉様と一戸建てを相続しました。
W様はご家族と金沢市内の一戸建てにお住まいで、大阪にお住まいのお姉様ともに実家に戻る予定はありません。
解決したいトラブル・課題
課題
残置物の多い実家を手早く片付けて、売却したい。
実家には家財がたくさん残されています。そのなかには、大切なお父様の遺品も残されています。
早く遺品を選り分けて、残りの不用品を廃棄したいのですが、仕事が忙しくなかなか手が付けられません。
大阪にお住まいのお姉様もめったに手伝いに来られないので、専門業者に依頼したほうがいいのではないかという話になりました。
不動産会社の探し方・選び方
W様は実家の売却だけでなく、残置物の片付けまで対応してくれる地元の不動産会社を探したいと考えました。
インターネットで検索していると、
- 地域に根差した市場分析で、不動産売却に強い
- 残置物撤去業者、遺品整理業者と提携している
といった不動産会社を見つけ、相談先に選ぶことにしました。
W様の「トラブル・課題」の解決方法
W様のように、遺品整理が進まず、空き家の売却ができないケースは少なくありません。
弊社では、「大切な家族との思い出を手放したくない」というお客様の、お金には代えられない特別な想いに寄り添う対応をしております。
「遺品」は「不用品」として誤って廃棄されないよう、取り扱いには特別な配慮が必要になります。
1. 「遺品整理」業者と、その他残置物撤去業者の違い
相続人だけでは遺品整理に対応しきれない場合は、遺品整理業者の利用を検討しましょう。
遺品整理業者と、その他残置物撤去業者の主な違いは、家財の取り扱いにあります。
残置物撤去御者の場合は、思い出の品としての「遺品」を区分けすることなく、廃棄してしまう可能性があります。
その一方、遺品整理業者は遺品の選別を丁寧に行い、残置物のなかから権利書や貴重品などを捜索することも可能です。
また、遺品整理業者の多くは「古物商許可」を取得しており、遺品の買取をするほか、不用品回収後の清掃も行うなど、ワンストップサービスを売りにしていることもあります。
なお、不用品の回収を行うには「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要なため、残置物撤去業者や遺品整理業者は許可を取得するか、取得業者と連携しています。
しかし、遺品整理業そのものを営むにあたって必要な許認可や公的な資格は現在ありません。
そのため、法整備の追いつかない遺品整理業には一部悪質な業者がいるので、注意が必要です。
参照:独立行政法人 国民生活センター こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル-料金や作業内容に関するトラブルが発生しています-
2.「結果」
W様とW様のお姉様は一部の家財が「遺品」として取り扱われることを強くご希望でしたので、弊社が連携する遺品整理業者を紹介いたしました。
大阪からいらしたW様のお姉様とW様の立ち合いのもと、無事遺品整理を終え、その後、ご実家を売りに出してから5カ月で買い手を見つけることができました。
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2.金沢市にお住まいのY様が「連絡の取れない相続人がいたが、無事に実家を相続して売却した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 金沢市若松町 | 種別 | 戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 131.25m² | 土地面積 | 251.33m² |
築年数 | 46年 | 成約価格 | 1,060万円 |
間取り | 5LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は金沢市にお住まいの60代のY様です。
金沢市で一人暮らしをされていたお母様が亡くなられ、実家を相続することになりました。
Y様のお兄様は既に亡くなっており、Y様の一人娘である姪がもう一人の相続人となりました。
しかし、お兄様が亡くなられてから姪とは久しく会っておらず、連絡先もわかりません。
解決したいトラブル・課題
課題
もう一人の相続人である姪と連絡を取って、実家を売却したい
Y様は既にご自身で家を構えられている為、実家に戻る予定はありません。
姪と話し合って住む予定のない実家の売却をしたいと考えています。
不動産会社の探し方・選び方
Y様は 不動産相続に詳しい不動産会社に相談することにしました。
インターネットで探していると、
- 不動産相続に関する迅速できめ細やかな対応をしている
- 司法書士などの専門家と連携してサポートしてくれる
不動産会社があったので、早速相談しに行くことにしました。
Y様の「トラブル・課題」の解決方法
ご実家を相続するにあたり、相続人と連絡を取る必要性と連絡が付かない場合の対応について説明しました。
1.相続人と連絡をとる必要性について
相続内容について相続人が話し合う遺産分割協議では、相続人全員の参加と合意が必要です。
Y様のお母様は遺言書を残されていません。
法定相続のままでは、実家はY様の姪御様との共有名義になり、Y様は姪御様の合意なしでは自由に売却できません。
そのため、Y様は姪御様と連絡を取って、相続について相談する必要があります。
2.相続人と連絡が取れない場合の対応について
相続人の連絡先がわからず、連絡が取れない場合の対応策については、下記のとおりです。
1.戸籍の附表で相続人の住所を調べる
2.不在者財産管理人の選任を申し立てる
3.失踪宣言を申し立てる
<1. 戸籍の附表で相続人の住所を調べる>
連絡先が不明の場合、相続人の本籍地で相続人の戸籍の附票を取得し、最新の住所を確認します。
相続人の本籍地については、被相続人の生前から死亡までの戸籍謄本を調べることでわかります。
なお、戸籍謄本は原則、直系親族のみ委任状なしで取得が可能ですが、相続など正当な理由がある場合は、第三者の取得が認められています。
相続人の住所が判明したら、まずは手紙を送って連絡を取ってみましょう。
<2. 不在者財産管理人の選任を申し立てる>
相続人が行方不明で連絡が取れない場合、裁判所に「不在者財産管理人の選任」を申立てます。
不在者財産管理人には、利害関係のない被相続人の親族や、司法書士・弁護士などの専門家が選ばれます。
選任された不在者財産管理人は、本人に代わって遺産分割協議の参加が可能です。
なお、連絡が取れなくても相続人の居場所が判明している場合は「不在者」とは認められません。
「不在者」に該当するかどうかは、申立て後に家庭裁判所が調査して判断します。
<3. 失踪宣言を行う>
不在の相続人が7年以上、生存の確認が取れていなければ、裁判所に失踪宣告を申立てます。
失踪宣告を行うと不在の相続人は法律上死亡したものとみなされるため、相続手続きを進めることができますが、申し立てには複雑な手続きと半年以上の期間を要します。
参照:裁判所|失踪宣告
3.「結果」
Y様は弊社が連携する司法書士のサポートのもと姪御様の居住地を探し出し、相続の相談について連絡をすることができました。
Y様の姪御様は、疎遠だったし相続放棄をするとおっしゃり相続放棄の手続きを取られました。
姪御様の手続きが完了後、実家を売り出す事ができ4カ月で買い手が見つかりました。
売却にあたって適切な士業のサポートが得られたことを大変喜んで下さいました。
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3.金沢市にお住まいのS様が、「相続した一戸建てを一部リフォームして、売却した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 金沢市小立野 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 133.29m² | 土地面積 | 101.13m² |
築年数 | 40年 | 成約価格 | 2,030万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
金沢市にお住まいの50代男性S様がお客様です。
金沢市の戸建てに住まわれていたお父様が亡くなり、実家を相続しました。
築古でも比較的良い状態に保たれた家ですが、S様には持ち家があるため、ご実家に戻られる予定はありません。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家を少しでも高く売りたい
S様は、売却益を子どもの学費に充てるためできるだけ高く、実家を売りたいと思っています。
S様が実家近辺の物件情報を見ていると、同じような築年数、大きさの中古物件が一千万円弱で売られているのを見つけました。
S様としては、実家は立地が良いので、もっと高く売ってくれる不動産会社に相談したいと考えました。
不動産会社の探し方・選び方
S様は地元の市況に詳しい不動産会社を見つけて、相談しに行くことにしました。
インターネットで検索していると、
- 「少しでも高く売りたい」という売主の期待に応えている
- 売却の好機を逃さないスピード対応をしている
不動産会社を見つけ、相談しに行きました。
S様の「トラブル・課題」の解決方法
S様が相続したご実家できるだけ高く、早く売るためにできることを、弊社よりご説明差し上げました。
1.相続した物件を高く売る方法
・内覧時によい印象を与える工夫をする
できるだけ物を片付け、きれいにしておくことで印象が良くなります
・売却のタイミングを考える
新年度の4月の前、2月~3月が取引の活発な時期です。
この時期に売却できるためには、一般に売りに出されてから売買契約までに3ヶ月程度要するため、前年の冬には売りに出すとよいでしょう。
・売り急がない
なかなか売れなければその分値引きをせざるを得なくなることがあります。
しかし、売れないからといって焦って値引きをしないよう、適正価格をしっかり把握しましょう。
また、購入希望者を急かすと、購入を敬遠されかねません。
・広く宣伝し、物件の魅力を伝える
物件情報が多くの人の目に触れるほど、早く高く売れる可能性が高まります。
実際に住んでこそわかる物件や立地の魅力など、できるかぎり宣伝でアピールするようにしましょう。
・リフォームやリノベーションを行う
基本的に築古物件であってもリフォームは不要ですが、家屋の状態や立地条件によっては、リフォームで高く売ることができます。
今回、S様からはできるだけ高く売りたいとご相談いただきましたので、ご実家の査定に伺い、リフォーム費用を上回る値段で売れるか確認いたしました。
結果、設備が古く、多少痛んでいた水回りを中心に、内装・外装を修繕し、外観が新築に近くなるような改装を施すと売却に有利であると判断しました。
一般的にリフォームは、水回り4点で(キッチン・風呂・トイレ・洗面所)で100万~300万円かかります。
リフォームの平均費用は、2023年の統計で約350万円程度です。
参照:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査
また、「エコホーム支援事業者」と契約しリフォーム工事を行う物件の所有者に、最大20万円補助金を支給しています。
2.「結果」
S様はリフォームしてからご実家を売却される事にしました。
弊社の提携するリフォーム業者によって、よりモダンで住みよい物件に生まれ変わったS様のご自宅は、売りに出されて4か月後に無事、若い子育て世代の買い手が見つかりました。
思っていたより高く売れて良かったと大変喜んでいただけました。