- TOP
- 【金沢市版】知識ゼロから相続登記を完了させ、実家を売却できた事例
beginner
1.金沢市にお住まいのA様が、「相続登記をしていなかった実家を売却した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 金沢市神谷内町葵 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 142.03m² | 土地面積 | 165.47m² |
築年数 | 54年 | 成約価格 | 1,110万円 |
間取り | 3LDK | その他 | リフォーム済み (キッチン・水回り・外壁) |
相談にいらしたお客様のプロフィール
A様は、金沢市にお住まいの60代女性のお客様です。
お母様が亡くなられて、金沢市にあるご実家の相続を相続しました。
A様には他に相続人はいません。
相続登記をしなくてはいけないとは思っていましたが、よくわからなかったのでそのまま放置していました。
A様は金沢市の別の場所に住んでいるため、ご実家を使う予定がなく、固定資産税の負担などを考えて売却することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家は、特に手続きをせず放置していた。
使う予定がないので売却したい。
A様は放置していた実家を売却したいと考えましたが、不動産売却や相続手続きは初めてで分かりません。
そもそも相続登記を行っていない実家を売却できるのか地元の不動産会社へ相談しに行くことにしました。
不動産会社の探し方・選び方
A様はインターネットで金沢市にある不動産会社を何社か調べました。
上位の不動産会社を見比べた中で
- 相続時におすすめの不動産屋で1位を獲得したと書かれていた
- 事例がたくさん載っていて、経験が豊富そうだった
点に惹かれて、相談する不動産会社を選びました。
A様の「トラブル・課題」の解決方法
売却は相続登記をしていなければ、できません。
相続人は相続が発生してから、3年以内に相続登記を完了しなければなりません。
弊社からは、A様に相続登記は義務化されていることや、相続登記を行わなかったときのデメリットについてご説明しました。
1.「相続登記」とは
そもそも相続登記とは、不動産を相続した際に、その名義を相続人に変更する手続きのことを指します。
相続登記によって不動産の所有者を明確にしておくことで、売却などの手続きをスムーズにする他、権利関係のトラブルを防ぐという点においても重要な手続きです。
また相続登記は2024年(令和6年)4月まで任意で行う手続きでしたが、現在は「義務化」されています。
2. 相続登記を行わないデメリット
相続登記を怠ると、いくつかのデメリットが生じます
<相続登記を行わないデメリット>
- 10万円以下の過料が科される
- 不動産の売却や貸し出しができない
- 名義人が不明確なことによる相続人間同士のトラブル
- 相続人が増え続ける
3.「結果」
これらの説明を受けてA様は、すぐに相続登記の手続きを進めることに決められました。
弊社は司法書士をはじめとして、様々な専門家と連携しています。
A様は弊社が紹介した司法書士のサポートを受けながら、相続登記の手続きを進めました。
相続登記が完了した後に、A様はご実家の売却活動を進め、約4か月後に買い手が見つかりました。
beginner
2.金沢市にお住まいのT様が、「ご実家の相続登記を全て司法書士に一任し、不動産会社に買い取ってもらった事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 金沢市末町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 105.79m² | 土地面積 | 170.32m² |
築年数 | 42年 | 成約価格 | 750万円 |
間取り | 3LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
金沢市にお住まいの50代女性のお客様です。
お父様が亡くなられて、ご実家を相続することになりました。
T様はすでに金沢市内のマンションで生活しており、相続した一戸建てには住む予定がありません。
しかし、相続手続きに関する知識がほとんどないので、全て専門家に一任して手続きを進め、売却によって手放したいと考えています。
解決したいトラブル・課題
課題
父が亡くなって実家の相続が発生した。相続登記の手続きが複雑であり、専門家に任せたい。
登記をした後は、スムーズに売却したい。
T様は、相続した実家の登記をまだ行っていません。
相続登記の手続きや書類の準備に関して何も分からない状態ですが、時間もあまり取れないため、司法書士にすべてを任せたいと考えていました。
また、2か月後に引っ越す予定があるので、それまでに相続登記を終えて売却したいと考えています。
時間もないので、まずは売却に向けてどんな手続きを踏んでおくべきなのか不動産会社に相談しにいくことにしました。
不動産会社の探し方・選び方
T様は相続登記後、すぐにご実家の売却活動に移りたかったため、相続登記についても相談できる不動産会社を探すことにしました。
- 専門家と連携している
- 相続に関しての情報がたくさん載っている専門サイトがあった
ことを魅力に感じて、相談する不動産会社を選ばれました。
T様の「トラブル・課題」の解決方法
弊社は、相続手続きを進められるようにT様へ弊社と連携している司法書士を紹介しました。
T様は司法書士のサポートを受けながら、登記を以下の流れで進められました。
1. 司法書士に依頼した場合の相続登記の流れ
司法書士に相続登記を依頼した場合の手続きの流れは以下の通りです。
【司法書士に相続登記を依頼した場合の手続きの流れ】
- ①依頼契約の締結
- 相続登記に関する具体的な手続きの流れや、必要な書類、費用に関する説明を受けたT様は、正式に委任契約を締結しました。
- ②委任状への署名
- 代理人として司法書士に相続登記を依頼する場合は委任状が必要なので、司法書士が作成した委任状にT様が署名捺印をしました。
- ③必要書類の収集
-
司法書士がほとんどの書類を代理で取得しました。
T様が用意した書類は、以下です。
・被相続人の戸籍謄本
・遺産分割協議書固定資産評価証明書などは司法書士が取得しました。
- ④司法書士が相続登記申請書の作成
- 必要書類が揃った後、司法書士が登記申請書を作成し、T様の相続権や相続財産の内容が正確に反映されたものを法務局に提出しました。
- ⑤司法書士が代理で登記の申請
- 司法書士が代理で法務局に相続登記の申請を行い、申請から約2週間で登記が完了しました。
- ⑥司法書士より登記完了後の通知
- 登記が完了した後、司法書士がT様に完了報告を行い、新しい登記事項証明書を受け取ることができました。
2.「結果」
T様は相続登記をすべて司法書士に一任したことで、スムーズに相続登記を終えられました。
その後、引っ越しまでに時間がなく、すぐに売却を済ませたいという意向を持たれていたT様へ、弊社は買取での売却を提案しました。
仲介売却ではいつ買い手が見つかるか不明瞭であるため、弊社で買取をさせていただく運びとなりました。
査定内容にご納得いただけたため、査定当日に買取の契約が成立し、T様は「時間がない中でも、プロのサポートのお陰でスムーズに相続手続き、売却ができた」と満足されていました。
beginner
3.金沢市にお住まいのM様が、「不動産会社のサポートのもと、自分で相続登記行って実家を売却した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 金沢市若草町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 110.24m² | 土地面積 | 90.45m² |
築年数 | 50年 | 成約価格 | 1,400万円 |
間取り | 3LDK | その他 | リフォーム済み (水回り・外壁) |
相談にいらしたお客様のプロフィール
M様は、金沢市にお住まいの60代のお客様です。
お母様が亡くなられて、金沢市内にあるご実家を相続しました。
M様は既に金沢市内で家族と暮らしており、相続したご実家に住む予定はありません。
相続の手続きを済ませた後に、実家を売却したいと考えています。
解決したいトラブル・課題
課題
相続登記をしたいが、必要な書類が分からない。
お金をできるだけかけたくないので、司法書士には頼まず自分で相続登記をしながら実家の売却相談をしたい。
M様は、不動産売却や相続登記は初めてです。
相続登記に必要な書類について、司法書士には頼まず自力で手続きを進めたいと考えています。
相続に関する知識が豊富な不動産会社に売却相談もかねて、相続登記の手続きに関する相談もしたいと考えています。
不動産会社の探し方・選び方
相続に詳しい不動産会社であれば、相続登記で必要な書類や手続き方法についても相談ができるだろうと考えたM様は、インターネットで地元にある相続に詳しい不動産会社を調べました。
その中でも
- 代表者が、年間80件以上の相続に関する相談に応じていると書かれていて信頼感があった
- 金沢市内での不動産売却実績がたくさん掲載されていた
ことに魅力を感じて、不動産会社に相談することを決めました。
M様の「トラブル・課題」の解決方法
M様には、相続登記に必要な書類や取得場所についてご説明しました。
1. 相続登記をする際に、必要な書類とその取得場所
相続登記を進めるためには、以下の書類を集めることが必要です。
【相続登記に必要な書類と取得場所】
必要書類 | 取得場所 |
---|---|
被相続人の戸籍謄本 | 金沢市の役場にて申請。 |
相続人全員の戸籍謄本 | 各相続人の本籍地の市区町村役場で申請。 |
相続人全員の住民票 | 金沢市の居住地の役場にて申請。 |
被相続人の住民票の除票または戸籍の附票 | 被相続人の最終住所地の市区町村役場にて申請。 |
遺産分割協議書 | 相続人全員で作成。司法書士に依頼することも可能。 |
固定資産評価証明書 | 不動産が所在する金沢市の役場で発行。 |
登記識別情報(登記済権利証) | 被相続人の権利証。紛失した場合は法務局で対応。 |
不動産の登記事項証明書 | 法務局にて申請。インターネットでも取得可能。 |
相続登記申請書 | 法務局のウェブサイトからテンプレートを取得し作成。 |
相続人が複数いれば、それだけ集める書類が増えたり、遺産分割協議に時間がかかったりしますが、M様の場合、相続人はM様お1人なので、スムーズに書類を集めることができました。
2.「結果」
その後も、弊社のアドバイスを参考にされながら自力で相続登記を完了されました。
相続登記を終えたのちに、弊社で仲介での売却活動を進め、約6か月後に売却することができました。
M様は、相続登記や売却の手続きがスムーズに進み、大変満足されていました。
また相続に詳しい不動産会社に相談したことで、窓口一つで売却までアドバイス・サポートしてもらえてよかったと仰っていました。